|
 |
スキー!! |
なーんていうか、「少年アシベ」時代劇篇とでもいった印象です。
もちろん、ゴマちゃん系もアシベ系の顔も出てこないけど、例えば主役の浪人は、アシベの親父まんまだし、アシベでいう、ヒトシ君とか、山田さんとか、アジタくん(カッパ版)とかね。アシベで馴染みのキャラがわんさかと出てきます。
浪人の道中記みたいなながれですから、テンポもいいし、ノリがいいですね。ストーリー性も兼ねてて、巻物を狙っているクノイチの1人が、執拗に浪人と少年を追いかけてくる。彼女が準主役であり、様々なドラマを見せながら、最後には・・・と、こう、上手い按配にホロっとくる感動を、喜劇の中に混ぜているわけです。
そういったセンスは、後の作品でも存分に生かされていきますが、早くも完成されてた女史の才能に脱帽です。
当然ながら必携の書といえるだろう。
|
 |
侮ってました… |
主人公一行とその主人公を付けねらうくの一トリオにそれに絡む多くの人々が実によく動き、しかも幸せな結末を迎えていると言う小粒かもしれないけれど実に完成度の高い作品。真面目だけどどこか人のいいくの一のリーダー蓮花や妖術使いのどこかお茶目な山じじいがお気に入り。 展開の速さとそれに振り切られること無く話を進めているのはこの作者がストーリィ漫画出身であるからかも。それと四コマの持ち味を見事に活かしきっているのは流石。
|
 |
ちょっと寂しいです |
「少年アシベ」で有名な森下裕美女史によるほのぼの時代劇四コマ。隠密の子供の勇矢は行方不明となった父を捜す旅に出る。ひょんなことから、ひまわり十九郎と名乗る浪人者と道連れとなった。二人は旅中、傷ついた侍より密書を預かったために三人のくノ一に付け狙われることになってしまった。 女史の作品は出てくるキャラクターの変わり者の度合いと面白さが正比例するようである。本書では今までの作品を越えるキャラクターが出ていないため盛り上がりにかける。しかしながら時代劇でありながらも森下女史のテイストは失われてはいないので安心して読める1冊となっている。
|